スペガ通信

～木を知ろう～第二十回・病害虫の意外な一面①

2013年12月6日

こんにちは
木を知ろうのコーナー連載第二十回目です
今回は「病害虫の意外な一面」です

木の病害虫には色々なものがありますが、
中には変わった生活をするものがいます

一つの種類の木だけでなく、違う種類の商物の間を行き来するものがいたり、
病原菌にとって繁殖しにくい環境なのに、それを好むものがいたります

違う植物を行ったり来たり

◆マツのこぶ病

マツの幹のこぶは、サビ菌という菌類が起こす病気です。
マツのサビ菌は、コナラやカシの葉に伝染し、
マツとコナラの間を行ったり来たりして増殖します

病原菌は病気の木にしかいないとは限りません。
他の植物へ移動していることがあります。
このように複数の宿主を往復する菌を異種寄生菌と呼びます。
このような菌はどちらかの宿主が欠けると発生できません

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～木を知ろう～

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