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スペガ通信

シャラとヒメシャラ

2015年10月24日



こんにちは

スペガ通信をお読みいただきありがとうございます


今回のテーマは「シャラとヒメシャラ」です。


平家物語の冒頭に
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響き有り 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」
とあります。
シャラノキは仏教で聖木とされる沙羅双樹(さらそうじゅ)にちなんだ名前ですが、
インド原産のシャラの樹とナツツバキは別物です。


平安時代の古い昔から、庭木として親しまれているナツツバキが、
現在も庭のシンボルツリーとして人気が衰えていません。


その魅力のポイントは樹姿や幹だと思います。


樹形は直立して、やや上向きに枝を広げるため、
ヤマボウシと違い、横幅をとりません。
自然樹形ですらっとした樹姿です。


ある程度大きく育つと幹の皮がめくれ、美しい模様が見られます。
皮が落ちた跡は、赤褐色になり、サルスベリやリョウブの木肌に似ています。


シャラノキ


ヒメシャラ

※ヒメシャラとシャラノキの違い
 ヒメシャラの花はシャラノキより小ぶりです。
 またヒメシャラの木肌はシャラノキより赤みがかっています。
 ヒメシャラのほうが生長が遅いです。


それではスペガ通信を最後まで読んでくださり、ありがとうございます


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