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スペガ通信

玄関やお部屋の窓の前に目隠しとして植木を採用すると後悔する話

2024年12月15日

本日は「植木で目隠し」についてのお話しです。
ハウスメーカーさんで外構をすると、なぜか多いこの「植木で目隠し」。

目隠し シンボルツリー 

見られたくない大きな窓の前に植木がちょこんと植わっているの、よく見ます。。。
中が丸見えになり、結局皆さんカーテンを閉めていますよね

家の玄関やお部屋の窓の前に目隠しとして植木を配置するアイデアは、最初は魅力的に思えるかもしれません。しかし、実際に採用してみると、予想外の問題が次々と浮かび上がり、後悔するケースが少なくありません。今回は、その理由について詳しく解説します。


1. 植木は思ったように育たない

「植木を置けば、葉が自然に隠したい部分を覆ってくれるだろう」と期待する方が多いですが、植物は思い通りに育つものではありません。例えば、葉が生い茂る位置が隠したい箇所から外れてしまい、結果として窓の中が丸見えになることもよくあります。植物には個体差があり、成長の速度や形状も予測が難しいため、このような問題が起こりがちです。

目隠し 植木 フェンス

2. 剪定が必要で手間がかかる

植木を美しく保つには、定期的な剪定が欠かせません。しかし、葉を密集させておくと病気や害虫の温床になり、逆に目隠しとしての効果が失われてしまいます。また、剪定には時間と労力が必要で、忙しい方やガーデニングに慣れていない方にとっては大きな負担となります。

目隠し 植木 フェンス

3. 成長が予測しづらい

植木の成長は、小さいうちは背丈や枝葉が十分でなく、目隠しとしての役割を果たせないことがあります。そして、成長が進むと、今度は隠したい箇所を超えるほど大きくなり、バランスが悪くなることも。目隠し効果を期待して植えたのに、逆に隠したい部分を強調してしまう結果になりかねません。

目隠し フェンス 植木

4. リフォームの依頼が多い現実

目隠しとして植木を採用したものの、期待通りの効果が得られず、最終的にフェンスやパネルで目隠しを補うリフォームの依頼が多いのも事実です。中が見えてほしくない箇所には、最初からしっかりとしたフェンスや目隠しパネルを設置する方が、トラブルを未然に防げます。その上で、植木をアクセントとして活用することで、見た目の美しさと実用性を両立することができます。

目隠し フェンス 植木


【結論】植木は思ったように育たず役目を果たさない

植木を目隠しとして採用するのは一見良いアイデアに思えますが、成長の不確実性や維持管理の手間を考えると、多くの場合で後悔する結果に終わります。
目隠しを目的とするなら、フェンスやおしゃれ壁などよりコントロールしやすい選択肢を検討するのが賢明です。
植木はあくまでも装飾や自然のアクセントとして楽しむ方が良いでしょう。







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